「保育ママ」制度が徐々に拡大し始めています。

小さな子供さんを抱えているお母さんは保育園などに預けて
働くことを希望しているのに、幼保育園がまったく足らず、
そのため、入園希望の待機児童の数は全国でドンドン増えて
非常に深刻な状況になっています。

子育て支援はとても大事なことですし、育児にはお金も掛かり
そのため働こうとするお母さんにとっては、この状況は政治で
解決してほしいことの大きな問題なんですね。

でも、これまで余り真剣に取り組まれておらず、解決が出来ない
状況でした。


この問題を解決するため、提案され始めたのが、「保育ママ」と
いう、保育士の資格を持っているが今は辞めて家庭に収まって
いる方たちにその自宅で少人数制の保育園のようなものを始めて
もらおうという制度が進んでいます。

そのため、保育所の待機児童対策として自宅で原則3歳未満の
乳幼児を預かる「保育ママ制度」の 法制化などを柱とする
改正児童福祉法が、2008年8月26日の参院本会議で全会一致で可決、
成立し 今年の4月から実施、施行されました。

これが、徐々に広がりは初め、山形県ではこれまで知らなかった人も
多かったようですが、認知度も上がってきて、9月8日現在２３人まで
増えてきてるようです。さらに東京練馬区は広報活動を始めているし
京都大津市でも待機児童を解消する一助にと、来秋から、保育士の
資格を持つ人が自宅で乳幼児を預かる「保育ママ」事業をスタート
させる
計画だということです。

どうもこの制度は施行はされたようですが、殆ど全国的に認知がされて
いないようですね。テレビや新聞、ネットなどそして、各地の自治体も
もっと腰をいれて、広報活動をすることが必要であると思いますね。

小さなお子さんをかかえ中々仕事に出られないという方は、
この「保育ママ」という制度をお住まいの自治体などに聞いてみると
いいですよ。